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基本データ
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<タイトル>
惑星ソラリス
<製作年> 1972年
<製作国>
ソ連 |
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スタッフ・キャスト
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<監督>
アンドレイ・タルコフスキー
<脚本> -
<出演>
ナターリヤ・ボンダルチュク、ドナタス・バニオニス、アナトリー・ソロニーツィン、ウラジスラフ・ドヴォルジェツキー、ユーリー・ヤルヴェト、他 |
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あらすじ、レヴュー
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<あらすじ>
惑星ソラリスは宇宙のかなたの謎の星。生物は存在は確認されないが、理性を持った有機体と推測されるプラズマ状の“海”によって被われていた。世界中の科学者達によりその"海"と接触しようとする試みが繰り返されたが、いずれも失敗に終った。そして、ソラリスの軌道上にある観測ステーションは原因不明の混乱に陥ってしまっていた。
心理学者クリスが原因究明と打開のために送られることになり、美しい緑に囲まれた我が家を後に宇宙ステーションヘと飛び立つのだが…。
<レヴュー>
SF作家の巨匠スタニスワフ・レムの原作をモチーフに、同じく巨匠アンドレイ・タルコフスキー監督が映画化をした作品。実際には原作の枠組みを利用したに過ぎず、内容はタルコフスキーのオリジナルといってもいいかもしれない。私のように娯楽作品主体に見ている者にはチト苦しい3時間近くある映画ではあるが、「2001年宇宙の旅」とも比較されるこの作品、一見の価値はある。
ネタバレになるが、"海"は人間の潜在意識を探り出してそれを実体化していた、という内容で、禁断の惑星なんかにも似ている。この映画は意図的に難解にされていたようだが、タルコフスキーの作品の特徴とも言える美しい映像をこの映画でも堪能できる。ただ、タルコフスキー自身がこの作品の発表後、SF仕立てに芸術的な意味合いを見出せず、SF(映画)との決別発言をしている。
タルコフスキーの心情、不満とは関係なく、美しい映画に仕上がっているのは間違いない。SFは芸術表現に向かないわけではないが、SFの設定を使うということは、前提がすでに現実と著しく乖離しているわけであり、映画作家によってはそこが魅力でもあり、不満をもたらす元凶なのかもしれない。
ブレードランナーもそうだが、SF映画である必然性は必ずしもない。料理に例えると、原作が素材だとしたら、映像表現は調理技術といったところか。一流の料理人に最高の素材で料理を作ってもらったら、たいていは美味しく仕上がるだろう。タルコフスキーにとっては☆5つは当たり前で、☆にさらに何かがプラスできたかどうか、それが問題だったのかな。偉大な芸術家は欲張り過ぎである。
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チラシ、他
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