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基本データ
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<ミュージシャン名>
ヴェルヴェット・アンダーグランド
<国、形態>
アメリカのロックバンド
<結成>
1965年 |
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活動歴、他
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誰かが書いていたが、ビートルズが「サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド」を発表した年に結成されたこのバンドは、SM、同性愛、ドラッグなど、インモラルなテーマを中心に表現し続けたバンドだ。
1963年からニューヨークで作曲家として働いていたルー・リードは、当初ホット・ロッド・ソングなどを書いていて、イギリスから音楽を学びに来ていたジョン・ケイルと出会っている。2人はギターにスターリング・モリソンを、パーカッションにアンガス・マクリーズを迎えて、1965年にヴェルヴェット・アンダーグラウンドとして活動を始める。バンド名は道端に落ちていたペーパーバックのSM小説のタイトルより付けられたという。アンガス・マクリーズは同年に脱退している。
その後ライブを重ねるようになり、カフェ・ビザールで彼らのステージを見たアンディ・ウォーホルが、バンドのプロデュースを申し出ている。その際、ファクトリーに出入りしていたニコをヴォーカルとして加入させ、1967年に、ウォーホルによるバナナのジャケットで有名なデビューアルバム「ヴェルヴェット・アンダーグラウンド・アンド・ニコ」が発表されている。商業的成功には至らなかったが、後の再評価により、今日では歴史的な名盤とされている。このアルバムをきっかけに、モリソンの友人の妹、モーリン・タッカーが加入した。ニコはファースト・アルバムに参加しただけでバンドを去っている。
ウォーホールがあまりにも著名なアーティストであったため、バンドは後々まで彼の影をひきずることになるのだが、作品自体は純粋に彼らが構築した世界であった。
ウォーホルから離れて1968年に発表されたセカンド・アルバム「ホワイト・ライト/ホワイト・ヒート」では前衛色を強め、ノイズを多用した17分に及ぶ大作「シスター・レイ」が特に有名である。ファンの間ではその音楽性の高さからこのアルバムをベストに推す声が多い。しかし、ジョン・ケイルはこのアルバムを最後に、ヴェルヴェッツを去っている。
ケイルの代わりにダグ・ユールが参加して制作された1969年のサード・アルバムが「ヴェルヴェット・アンダーグラウンド」。アコースティック色が強く、叙情的なアルバムである。それまでの「どぎつい」作品とのギャップから賛否両論もあるが、筆者は捨て曲が一つもない名盤だと思っている。
続く4枚目のアルバム「ローデッド」には、「スウィート・ジェーン」や「ロックンロール」といったリードが現在でも演奏する曲を含んでいるが、アルバムとしてのまとまりには欠けている。一番聞き易いアルバムではあるが。オーソドックスすぎる。曲が編集会社側で勝手にリミックスされるなど、粗悪なプロデュースが問題となり、後にリードの望んだ選曲にした“Fully
loaded version”がリリースされている。1970年にこのアルバムが発表される直前、リードはグループを脱退し、これがヴェルヴェッツの実質的なラスト・アルバムとなった。
1973年にヴェルヴェッツ名義の最後のアルバム「スクイーズ」がリリースされたが、ユールを除いて全てのメンバーが脱退しており、既に名前だけの一人バンドとなっていた。このアルバムがリリースされて程なくバンドは解散した。
その後ヴェルヴェッツのメンバーは1990年代に何度か再結成を行ったが、1995年にモリソンが死去したことでオリジナル・メンバーでの活動は出来なくなってしまった。
80年初頭にリードが活動を共にしたギタリストのロバート・クワイン(元、リチャード・ヘル&ヴォイドイズ)がヴェルヴェッツの熱心なファンであったのは有名で、「Quine
Tapes」のタイトルで密かに録音したヴェルヴェッツの演奏が発売された。
※ロバート・クワインも2004年にオーバー・ドーズで死亡。
→ http://www.robertquine.com/
※ヴェルヴェッツのスターリング・モリソンは1995年に死亡。
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